
「高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会」(就職連絡会)が主催した交流集会が、7月13日にエデュカス東京で開催され、54名の参加で熱心に討論・交流を行いました。

第1部「青年の働く現場からの告発・実態・とりくみの報告~こんなのあり? こんなのひどいよ!」では、さまざまな角度から青年の異常な働かされ方の実態を交流しました。パネリストの清水文美さん(「SHOP99」名ばかり店長裁判原告)は、ご存じ「名ばかり管理職」を全国的に有名にした人で、今SHOP99を告発したたかっています。「先輩が『自殺したい』という、いい人ほど辞めていく会社だ」「残業代を支払わずに急成長した会社」「どんどん人が辞めていく。毎月採用・毎月退職の自転車操業の会社」と告発しました。東京介護福祉労働組合の野村智さんは、介護福祉の現場で働く青年のようすを紹介しました。「最低限の人数でやりくりしているので体の負担が大きく、健康破壊が深刻」「残業が月100時間超え、いつ事故が起きてもおかしくない」など、ボランティア的発想が強い介護福祉の実態を話しました。埼玉の県立高校に長年つとめている臨時講師の人は、「ワーキングプアの先生が増えている。生活保護受けながら講師を続けている人もいる」「正規採用願って組合でがんばっている」と訴えました。埼玉県立高校につとめる平塚延幸さんは、全日制での高校生のアルバイト実態、定時制の生徒たちのようすを紹介。時には最低賃金スレスレの低賃金で、長時間アルバイトせざるを得ないきびしい高校生の実態が、高校生の進路アンケートなどをもとに話してくれました。
労働基準監督官の人、社会保険庁で働く青年など参加者からも発言が相次ぎ、それらを受けて平井哲史弁護士から、最近の労働裁判や労働相談などを例とした話がありました。平井弁護士は「何かあったときに相談できるところがあることが大事」「労働基準監督署などの行政、弁護士などをうまく活用すること」「労働問題の解決とともに、福祉や教育をよくし、予算を増やすことも必要」と、労働組合の役割を強調しました。
第2部は、参加者が5つのグループに分かれてグループ交流をしました。高校の教職員、首都圏青年ユニオンや介護福祉労組、国公労連など、さまざまな分野から参加した人たちが、職場や青年労働者のようすを紹介して交流しました。「いろんなところで働く人たちのネットワークづくりが大切」「教育のあり方を考えさせられた」「青年ユニオンの運動の仕方に注目したい」「子どもに声を上げろというだけでなく、大人も声を上げないといけない」などの感想が聞かれました。
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