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新聞・刊行物 2007年7月

2007年7月15日

『日高教新聞』 240号(2007.7.15・8.15)【月1回発行】

◎憲法・くらし・教育を守る一票を

◎仲間がふえるってステキ!加入ものがたり *山梨*愛知

サンキュウ憲法クラブ(静岡)

学習記事「憲法・教育を守る 教育現場からの運動を」田中隆(自由法曹団幹事長)

BUNKAIネットワーク(茨城高教組 つくば養護分会)

2007年7月 5日

2006年度高校教育シンポジウム「学校をひらく part IV」

(2007年1月26日〜28日 神戸市)

テーマ:生徒の修学と進路を保障し、高校生・青年の未来をひらく−改悪教育基本法の具体化を許さず、憲法・子どもの権利条約の理念を教育と地域社会に生かす−

全体会・シンポジウム「貧困と格差拡大の中での参加と共同の学校づくり、地域づくり」

分科会のまとめ

  • 第1分科会  高校生の修学・進路保障と学力問題
  • 第2分科会  高校「多様化」再編と共同の学校づくり、地域づくり
  • 第3分科会  子ども・青年の発達課題と特別ニーズ問題
  • 高校生交流会
  • レポート報告

2007.5発行:日高教

 政府は改正理由も示すこともできないまま教育基本法を改悪しました。しかし、この間の教育基本法をめぐる国民的論議とたたかいから、教育のいとなみは、国会の「多数意見」で決めるものではなく、国民的議論と合意を重ねていくものであることを示しました。同時に、多くの人が教育基本法を読み論ずるという、国民的な学習運動にもなりました。この歴史的とも言える教育運動は、子どもと教育を守る国民的な共同のとりくみによって、さらに発展させなければなりません。同時に、これらの国民の教育を守る共同のとりくみは、教育を守り、地域とともに歩む「生徒参加、父母・教職員の共同の学校づくり」の条件を飛躍的に広げており、学校づくりをすすめる上で、確かな土台を築きました。今回の高校教育シンポジウムは、そのことを実感させる貴重な機会となりました。

 現在、社会問題化している「貧困と格差」の拡大が高校生・青年を直撃しています。しかし、「格差社会で『勝ち組』になるか、『負け組』になるかは、自己責任」という風潮が社会的につくられたなかにあっても、生徒・保護者・教職員は、それぞれの立場で、必死の思いで高校生の進路を切りひらこうとしています。また高校生たちが社会に出ても、半数は非正規の不安定な雇用、そして異常な長時間・過密労働がまっています。高校生たちは、高校生活を続ける上でも、進路を選ぶ上でも大変な困難を背負っています。私たちは、教職員組合として、このような事態の打開をめざし、多くの関連する団体とも共同して、「修学と進路を保障し、高校生・青年の未来をひらく」という二つの運動を提起し、全国的なとりくみをすすめてきました。

 このシンポジウムでは、生徒たちが背負っている困難をどう解決すれば良いのかを議論し、高校教育に何が問われているのか、今、高校生にどのような力(学力)をそだてれば良いのかということを大きな軸として議論を深めることができました。この報告集を、そのための手がかりとして、大いに活用されることを期待します。