貧困と格差の固定化・拡大が高校生の「学ぶ権利」と「働く権利」を脅かしています。これは、高校教育を困難にしていると同時に、少子化や社会保障など日本社会の未来にかかわる重大問題です。
教育にお金がかかるのは「あたりまえ」「しかたがない」のでしょうか。
失業したり生活像護を受けたり、経済的な国難をかかえ、子どもたちに不安をあたえているのは、個人の努力がたりないのでしょうか。
競争社会で「負け組」になるのは、親や子どもの責任なのでしょうか。就職できない、ニートやフリーターになるのは若者の責任なのでしょうか。
私たちは保護者やPTAのみなさん、自治体や地域のみなさん、学生・青年団体のみなさんと話し合い、協力して、この「二つの問題」の解決をめざします。
目次
1 高校生・青年の学ぶ権利の保障のためにお金がかかりすぎる日本の教育
- 授業料が払えない
- 通学費が高い
- お金がないから大学にいけない
- 家計に重くのしかかる教育費
私たちの5つの提案
- 教育予算を増やし、授業料の引き下げを
- 授業料の減免制度と就学援助の充実を
- 奨学金制度の充実を
- 公費で負担すべき教育費の保護者負担の解消を
- 将来にむけて教育費の無償化計画を
2 高校生・青年の雇用保障と働くルールの確立のために若者を使い捨てにする社会
- 高校生の深刻な就職問題
- フリーター・ニートの増大
- 増大する派遣・請負、非正規労働者
- 低賃金・長時間、無権利の働き方
私たちの3つの要求
- 大企業は青年の雇用に社会的責任を
- 政府は青年の雇用拡大の施策を
- 人間らしく働くルールの確立を
高校教育の課題
3 貧困と格差の拡大をもたらした「構造改革」の見直しを